熱硬化性樹脂成形は当社へ
当社は、熱硬化樹脂(フェノール、メラミン、ユリア、エポキシなど)を材料とする自動車部品、測定機
部品、船舶部品などのプラスティック部品を、圧縮成形機や自動射出成形機を駆使して製造を行ってい
ます。
材料支給による成形だけでなく、材料選定から成形、研磨までの一貫生産を長年蓄積したノウハウと高
い技術を駆使し対応しています。
COMPRESSION MOLDING PROCESS
圧縮成形工程
圧縮成形工程1
成形材料の準備:熱硬化性樹脂は、粉末やペレットなどの形で用意されます。成形材料には、必要に応じて充てん材や着色剤などが混合されます。成形材料は、秤量して適量を計
ることが重要です。
圧縮成形工程2
成形材料の硬化:加圧したまま一定時間保持します。保持することで、成形材料は化学反応によって三次元網目構造を形成し、硬化します。
硬化したら、金型を開いて成形品を取り出します。取り出した成形品は、冷却されます。
冷却することで、成形品は収縮し、寸法精度が向上します。
圧縮成形工程3
仕上げ:取り出した成形品には、バリ(金型の隙間から流れ出た余分な部分)が付いています。バリは、切断や削りなどで除去します。また、必要に応じて研磨などの表面処理を
行います。
圧縮成形工程3
バフ研磨は、研磨機と潤骨剤(研磨剤)を用いて、高速回転するバフと素材を接触させて一気に磨き上げることができます。
圧縮成形工程4 バフ研磨処理
バフ研磨とは、プラスチック、ステンレスや金属などの表面を磨くことで、光沢や滑らかさを向上させる表面処理方法です。
圧縮成形工程5 バフ研磨後
バフ研磨によって、素材や部品の表面が均一に磨き上げられるので、接触時の摩擦抵抗を和らげることができます。
製品の見た目や美しさ、これは、製品の動作や寿命に影響する要因です。
圧縮成形品特徴
同じ型締力のプレスを使用する場合、他の成形方法よりも大きな投影面積の製品を成形できます。
圧力が直接製品にかけられるため、大型製品や厚肉製品の成形に適している
射出成形品高速FAX用部品
熱硬化性樹脂は、加熱すると化学反応によって三次元網目構造を形成し、一度硬化すると再び溶けなくなります。そのため、高温環境下でも変形や融解を起こしにくく、耐熱性に優れています。一般的には、150℃以上の耐熱性を持ちます。
MECHANICAL EQUIPMENT
機械設備
圧縮成形機(直圧・プレス機)
直圧成形は、加熱した金型に成形材料を入れてプレスで加圧し硬化させる技術です。大型成形から小物まで、多様なサイズに対応が可能です。また、使用する成形材料の種類に制約がなく、緊密な成形品ができ、充てん材の配向性による影響が少ないという利点があります。
熱硬化性射出成形機(電動機)
射出成形は、シリンダーの中で加熱流動化させた成形材料を高圧で金型内に射出し硬化させる技術です。複雑な形状の成形ができ、製品の大量生産もできます。また、自動成形が容易で、バリの発生が少なく、材料ロスが少ないという利点があります。
ニューマブラスター機(バリ取研磨機)
ニューマブラスター機とは、エアーブラスト(サンドブラスト)装置エアーブラストとは、圧縮エアの力でノズルから研磨材を高速噴射する表面加工装置
ニューマブラスター機バリ取工程
エアーブラストでのバリ取りは、細溝や内径部のバリ取りが容易で自動化・省力化によりバリの取り漏れや作業者による加工面のバラツキの無い均一な仕上げ面を実現します。
ACCESS
アクセス
会社名 | 高木プラスチック |
住所 | 〒355-0156 比企郡吉見町大字長谷721-3 |
就業時間 | 9:00~17:00(土、日、祝日を除く) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
電話番号 | 0493-54-8345 |
HP | https://takagi-p.com/ |
駐車場 | 有 |